13〜24

続き見たぜ!

仮面ライダー電王 VOL.4 [DVD]
第13話:いい?答えは聞いてない
第14話:ダンス・ウィズ・ドラゴン
第15話:銭湯ジャック・パニック
第16話:幸福の星、降伏の犯人


仮面ライダー電王 VOL.5 [DVD]
第17話:あの人は今!も過去?
第18話:時計じかけの婚約者
第19話:その男、ゼロのスタート
第20話:最初に言っておく


仮面ライダー電王 VOL.6 [DVD]
第21話:ケンカのリュウ
第22話:ハナせない未来
第23話:王子降臨、頭が高い!
第24話:グッバイ王子のララバイ


その前にコイツがデイリー2位っつー事実に驚きを隠せない(笑)

Double-Action Wing form

Double-Action Wing form

まぁ指数がトニがダブルスコアなのでさすがに1位を奪われるこたぁないとは思いますが、なんつーか…すごいね…
正直私はリアルタイムで見てない分王子に執拗にこだわる人がやったら多いことにいまいちピンと来てないというか、それは6巻とか劇場版を一応見た今でもやっぱりあれはゲストキャラって範疇を出ない子であって、タロスズと同列に扱うのはちょっと違うと思ってるんだけど。
そんなこと言ってる場合じゃないくらい王子が人気なのは十分理解いたしました。大変失礼いたしました王子。
いやでも好きだよ王子。超いいと思うよ王子。
まぁそのへんの話は畳みますね。

しっかしエイベたんったらぼろもうけだネ!



今回は本当に一気に一日で12話、即ち3か月分も見たのでものすごく疲れました。特に5巻が重くてもう。すんごい疲れた。面白かったけど疲れた。

地元(ロケ地)は今回も大活躍でしたww特に5巻の活躍ぶりがすさまじくてなんていうかあぁぁぁって感じだった…でも2004年じゃそのビル無いよとかまたそういう余計なことが気になるの!ほんとダメだな!ついでに言うと今回遂にDVD借りたレンタル屋も映ってたしwwww一瞬だけどな!もうどの角度から撮られてもばっちりわかるからねー。あと前後は違う場所なのに一ヵ所だけ使われてたりするから「ロケ乙です…」という気分に。いやでもほんとたかが一分程度のためにあそこにいたのかよとか思うとほんとお疲れ様ですって感じだ。だから私そういう手間掛けたものって基本的に大好きだからさ。
あとロケ地の話で言うと某えびしぴの皆さんとの邂逅の地どんぴしゃりの場所が出てきたりとかね!!あ、東京ドームのことね!しかも時期的に617からそう遠くない日付のはず…そうかあそこでやってたのか…最近私あの時期に戻って某AOトさんにご教授願いたいなぁとか思っているのですがこんなライトな人相手にしていただけないかしらね…ってこんなとこで勝手にお名前だしてすみませんホント。


さて感想ですが。

3巻までは各イマジンに対して4話で起承転結でひと段落って感じだったけど、リュウタに関しては15〜16話が筋に絡まないというか、それまでの3人だとキャラ付け*1として話を回していた部分がリュウタの場合はメインのストーリーがリュウタとは関係ないところで進行してて、んで随時暴走という印象。まぁキンちゃんの11〜12話も暴走っちゃー暴走なんだけどリュウタの暴走は本当にストーリーを全く動かさないんだよね。結局鯨も倒してないわけだし。前回ちょっと言ったけど、リュウタってやっぱガンフォームという意味だけではなく、立ち位置上でも“飛び道具”というか、ある意味相当自由に話を捻じ曲げることも吹き飛ばすこともできる子なんだよなぁ。もちろんあの子のキッカケとなり得る“お姉ちゃん”と“面白いもの”“かわいいもの”ってスタンスさえ把握できてしまえばまぁ、まぁある程度のコントロールはできるんだろうけど。基本4フォームの中で一番スペックが高いあたりからもわかるようにパワーはあるのにその使い方をまるでわかってない、方向性がとんでもないあたりがインパクトありつつもなんとか4タロスズでバランスとれてるのかなぁとか。これ別にくさったはなしじゃないけど、逆に青の人はスペック低いながらも力を入れるツボのようなものを心得ているから取り合わせ的に青紫のそういう対極さは好きだったりする。もちろん姉弟*2っぷりもだけどさ。あーもう何言ってるのかわかんなくなってきたなー。でもまぁ全然ストーリーは回さないわりに頭の中に入ってくる云々だったり、あと後々の話だけどカイのエピとか、子供で屈折してるところがない分イマジンの本質にかかわるところって結構リュウタを通して語られてるような気がしないでもない。

しかし登場当初は遊佐さんもちょっと声違うけど、リュウタはほんとに全然声が違うよなぁ。ダブアクとクラジャンのセリフVer.聞いてもリュウタのは全然受ける印象が違うし。あぁいうの聞くと、電王って良ちゃんというよりイマジンズの成長物語って言われるのもうなずける。
あと4巻はコメンタリーが秀逸すぎるwwwほんとリュウタひどいwww関さんが慣れてきたのもあるのかなぁー。モモとリュウタだとキャラ的にもお互い遠慮しないしね。もうほんとネタバレもメイキングもウラ話もやりたい放題過ぎて15分あっという間でしたごちそうさまでした。


で、5巻がねぇ…なんかもう18話で良ちゃんが桜井さんの話するとことか、最終的な結果を知っているにも関わらず切なくて苦しかったです。なんだろう。なんだろうねあれ。リアルタイムで見てたら絶対泣いてたんじゃないかって気がする。なんていうか、キンちゃんとかリュウタのときとか、散々振り回されてるのにまず自分が受け入れてできることをやろうって前を向けるところが良ちゃんの懐の深さであり、きっとキンちゃんの言う彼の強さであるとは思うんだけど、その彼がひとつだけずっと前を向き切れずにつっかえていた部分だから切ないのかな、たぶん。割とよく言われている通説的には「電王があんなだからゼロノスの“孤独”が引き立つ」というのをよく聞くんだけどさ、きっとゼロノスの孤独というよりあの作中のすべての“孤独”ってきっと桜井さんに起因しているんじゃないかって気がするんだよなぁ。…まぁ、往々にして戦う者っていうのは孤独であって、それこそ“特異点”っていう特殊な存在である時点でハナちゃんも良ちゃんもひとつの孤独を内包してしてるし。その特異性がハナちゃんの場合は自分の時間の消滅で浮き彫りになって、良ちゃんの場合はお姉ちゃんの分の悲しみまで背負う“孤独”になってるんじゃないか、とか。
ただ“孤独”であると同時に桜井さんの存在は一種の強さの象徴でもあって、それこそ20話ラストらへんに出てくる桜井さんから聞いた言葉っていうのが結局良ちゃんの強さのすべてじゃないかと思うんだけど。
「弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらないことの言い訳にはならない」
最初から考えてみると結局良ちゃんの頭の中にはこの言葉があったんじゃないかって気はするよね。それはつまり良ちゃんの中で桜井さんがそれだけ大きな存在であったってことだろうし、やっぱりその喪失を思うと切なくなるんだけど。
あとは終盤の「愛と理」あたりのことを考えても“孤独”であると同時に“強さ”の原動力になってるよな、って思う。それがまっすぐに“孤独ゆえの強さ”に派生したのがゼロノスかな。対して電王はもう少し受け皿を広げて、“受け入れる強さ”になってるような印象。

あとこのへんのモモがやたらめったらかわいくて困ります。ウジウジしてんのが嫌いとか言いつつお前結局良ちゃんとハナちゃんが心配なんじゃねーか、みたいなね!いいツンデレ!つかまぁ4巻でリュウタに対抗して共闘を始めたあたりから赤青の良ちゃんに対する見方がただの「カラダ」以上のものに変わってる感があって*3、自分の存在を守るためというより良ちゃんを守るために動くようになってるのが素敵な流れだと思うわけです。


6巻はなんか佐藤くんの芝居が印象に残るなー。侑斗VSリュウタのくだりとか、一部に対し親子!リアル親子!とか言いたくなったりもするんだがww*4なんかそのあとのリュウタに対する責任を口にするところとか、侑斗に対する視線とか、何よりリュウタに対する「消えることになっても」のくだりの彼の表情とか声とかすごく印象的。っていうかただでさえ良太郎の声って超作った声なのに*5それであの芝居ができるっつーのがすごいよほんと。あとジークが砂になりはじめるらへんとかも、まぁこれは三木さんの演技も秀逸なのですが、あれの表情の作り方も良いよなー。好き。うん。対してR良の可愛さはほんと異常だしさー*6…だから末恐ろしいんだっつーんだこの子。


あーそうそれでジークなんですが、劇場版で見た時はなんのこっちゃわからないというか嵐のように現れいつの間にかフェードアウトしてったしコイツみたいな印象しかなかったのですが、というか23話序盤とかもほんとなんだコイツぐらいにしか思わなかったのですが、消滅の危機っつーのはズルいね。ほんと。先述のように佐藤くんと三木さんの芝居もあるけど。羽根を撒き散らしながらも家臣をねぎらう姿なんかも彼なりの矜持が垣間見えてよかったと思います。あと待機音がいい音!美しい!*7ボロボロ崩れながらもあの音に合わせて変身とか美しいじゃないですか。ぶっちゃけWフォームは下の方が気になってしょうがないっつーか戦闘スタイルも戦いとしてはあまり美しいとは思えないのですが*8消滅を背負ってるって考えると美しいなぁと思う。あ、あと鷹山のお母さんも綺麗だしね!あれは説得力として大事。
それと消滅らへんでハナちゃんがオーナーに頼んでたのも変化だなぁ、と。だってイマジンは彼女にとって敵なのにねぇ…まぁデンライナーの連中は少々人間じみすぎてるから感覚狂ってるのかも知れないけど。


ときにこの辺は敵イマジンの声優さんもいろいろ楽しかったです。中尾さんとかほんともうwwwキモいwwwクラゲ自体が超キモいっつーかパワーレンジャーの映画思い出したんだけどねあの粘液ね。あと檜山wwやることわかんないウルフとかなんか可愛く思えてきたしw神奈さんも最初気付かなかったけどねー。あの声は割と好きです。
しっかし某動画サイトの某磯動画の見過ぎっつーのもあって鯨ロッド戦とか笑いがこらえられなかった私。あれ朝8時の声じゃねぇマジでwwww

*1:&良ちゃんの躾たいむ(笑)

*2:注:オフィシャルです!

*3:キンちゃんは最初っから「良太郎は良太郎」で一貫してると思う

*4:でもこれ知らなかったら絶対ラブフラグだと思う気もする…

*5:イベントの動画とか見てびっくりした…「こいつ今作りやがった!」って瞬間が多すぎww

*6:「赤ちゃん!」でブチ抜かれた

*7:私劇場版見たあとこの音が普通に気に入りすぎて実は今電話着信音だったりするwwちなみにめざましはゼロノス待機音だよ!

*8:私的にはやっぱりロッドの蹴りが一番綺麗だと思うからねー(信者乙って言ってくれていいよ)