龍騎

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仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL ディレクターズカット版 [DVD]


えー、去年の春先から見始めて、夏にちょっと見進めてたのですが、まぁディケイドはじまるし!とか思って残ってた分一気に見ました。
色々賛否両論あるのかなぁと思いつつ。

神 作 。



インペラーが出てきて香川教授が死んで東條がいろいろ迷い始めたあたり、42〜3話あたりからの展開というか、描写が超秀逸で私の中で神作決定。
なんでしょうかね。まぁ優衣と士郎の話は置いておいて、ライダーたちの欲望やら正義感やらがぶつかりあって渦を巻いて行く感じがあったというか。最初は強欲弁護士かと思われた北岡が丸くなって行く中で佐野っていう超わかりやすい欲望持った人間が出てきたり、あと東條(と、香川教授かな)の「英雄」云々っていう問いかけだったりがすごくよく効いてたと思います。一方で優衣と真司と蓮の3人で核心に迫っていく様子とかさ。最終回間際の真司は痛々しいは痛々しいんだけど、そこで蓮が掛ける言葉だったり、後々編集長が諭す言葉だったり*1なんか諸々全部、すっごく真司に肩入れっつーか、寄り添っている自分がいてびっくりした…。もともと好きなんだけどねー真司。一見するとちょっとウザいお節介キャラなんだけど…うーん、なんだろ、たぶん劇場版コメンタリーで田崎さんが言ってたように、やっぱ“凡人”だからかなー。“超人”の世界に入ってしまった“凡人”なんだけど、その“凡人”である真司に触れて微妙に変わっていく人だったり、迷う人だったり、その辺の描き方が好きなのかもしれない。んで“凡人”であっても、“超人”たちにわずかに、でも確実に影響を与えているって点では真司も“超人”なのかな。っていうかまぁ真司が主人公たる所以、みたいなね。うん。最期も戦いの中じゃなくて、「人を守る」っていう真司が最初に抱いた、この上なくシンプルで、でも他のライダーが誰一人辿りつけなかった信念に帰結するってのがもー素晴らしい。そしてもう言う必要もないかと思いますが、真司は蓮に戦いを託して、蓮は真司への想いを零してしまったような、それぞれの「生きろ」っていう台詞もほんっっとーに素晴らしいです。あれは本当に1年やってきた真司と蓮、そして須賀くんと松田くんの集大成でもあるよなぁ。
ただ49話が秀逸だった分若干最終回は蛇足感があるのですがー…まぁその辺は優衣まわりの結果のわかりづらさもと思うけど。これリアルタイムで見てたらいろんな解釈が出てたのかなー。あと前半の感想あんま書いてないけど、手塚大好きだった私は最後に見れて歓喜


劇場版は最終回まで見てからDC版を見ました。まぁなにせDC版なので劇場公開当時に見た人とはだいぶ感覚ズレると思うけど…とりあえずファム美しい。いいなぁ女性ライダー。てかあのヒールと羽根が良いよね。美穂演じる加藤夏希ちゃんも可愛いのに勝ち気な感じが超似合ってていい。つかコメンタリーで田崎さんがずっとなっちゃんなっちゃん言ってるあたり相当気に入ったんじゃないかと思うのですが(笑)真司との関係もほんときゅんとなってしまう…もっと普通に出会ってればもっと普通の恋も出来たんじゃないかと思いつつ、でもあのふたりがあれだけ関わったのってライダーだからだよねーとか考えてしまって悶々。てか真司と蓮もそうなんだけど。あのふたりの友情もあの状況下、ライダーバトルがあったからだよねって。そういう関係の描き方がたぶん好きなんだと思うな龍騎
リュウガに関してはなんで出てきたのかようわからなかったけど、動き方見て次郎さんだってわかった自分にびっくりしたよね…まぁなんだかんだ高岩さんと同じくらい見てるからな次郎さん…そろそろ押川さんとか覚えたほうがいいですか。まぁ覚えようと思って覚えられるもんでもない気がするけど。


まだTVSP版を見てないのでそれもおいおい見る気ではいます。一応店にDVDは置いてあったし。
が、今回同時にレンタルしてきたのはコレ。

仮面ライダー剣 (ブレイド)VOL.1 [DVD]

カブトかなークウガかなーとか言ってた割に結局剣にしました。まぁ25日にレンタル屋行ったので、クウガは1巻貸し出し中だったのもあるんだけどー。

まだ見てないのでこれから見てくるよ!!じゃ!

*1:49話。あのシーンで徐々に光が明るくなっていく演出はベタだけど秀逸ですよね