今週のスーパーヒーロータイム

ゴセイ

あーそういや先週の感想書いてないけど…えっと…さかなクンはやっぱり海の妖精かなんかだったんですね!!!ってことでいい?ダメ?w


で、今週。
なるほどモネが病気の女の子の願いを聞いてチアに明け暮れる話ね…ってえぇぇ!ちがうの!?

いやまぁ確かにランディック族の身体能力をもってすればチアダンスくらい朝飯前っすよねきっとね!…って、そういう問題じゃないよな。なんだろうなぁ…まぁ電気出すのはそれはそういうのだってのでいいし、データスのパワーアップもあれ一応護星界のなんからしいからそういうもの、でいいんだけど、やっぱりそこでデータスが出張るのがよくわかんねぇな。あとヘッダーのバンクの使い方へったくそだなぁと思ったら加藤さんだったorzいや初期に比べれば大分マシだしデータスハイパーがビル押しのける画とかはほぉぉ!と思ったけど、なんか間が悪いっつーか合わないっつーか。
あと余裕綽々悠々自適なドレイク様がキレはじめてたのもびっくりしたけど。なんで今?あー、ブレドラン様とデレプタさんの緊張した関係は好きですw天使たちがぽわわんとしてる分、敵組織の妙に殺伐した感じも楽しい。
んでアラタ…真顔でSEつきで踊るアラタwさっとモネのマッサージ担当するアラタwもーだめだ可笑しいw…しょうがないかアラタだもんね!


W

『完璧な人間なんて一人もいねぇ、互いに支え合って生きてくのが、人生ってゲームさ』

もう今回の話はいろんな要素が詰まりすぎてて見終わってからもしばらくあたまパーンしてたんですけどwとりあえずこの台詞だろう、4話、4話ね。あのときフィリップくんはこの言葉を一蹴したけれど、でも今本当にその意味を分かったのはフィリップくんの方だったってこと…だよね。いや…むしろアレか、あのふたりについて、誰よりも自然にそれを分かってるし信じてるのはやっぱり娘であるあきちゃんで、気付かないうちにその理念を(誰よりも色濃く受け継いでいるが故に)行動に移してしまえるのが翔太郎、そしてそれを理解し言葉に出来るのはフィリップ…かな。
何にしても決裂しかけたふたりを繋いだ“キーワード”が鳴海荘吉の言葉だった、しかも彼がやろうとしていたことを、翔太郎は無意識に行動で近づいていたことにフィリップの言葉で気付かされ、フィリップは翔太郎がやろうとしていたことで鳴海荘吉が残した言葉の意味を知る…という作りはすげぇなと思った。うん。なんかどこまでが設計されたものなのかはわかんないけどさ、ここまでのそれぞれの描き方がちゃんとしてるのもあって、何をやっても理屈が付けられるのが楽しいなw


あとはそう、「お前が相棒だと思ってくれてるうちは、俺は二度と折れねぇぞ!」*1って台詞がなんか、ものすごーくストンときた。っていうか、初めて翔太郎のスタンスをちゃんと知れた気がするっつーか…実に翔ちゃんらしい愛の告白だわなwいやだってさ、やっぱり翔太郎って基本的に何かを自分で変えようってスタンスじゃないんだよ。受動的というか…受容的、と言った方がニュアンス的には近いかな。ダブルのことも、フィリップのことも、基本的に全部受け入れてきたのは翔太郎だもんね。ふりかかる火の粉も悪魔も全部をさ。多分、初めの頃に私が「なんだこのスルー力」って思ってたことって、要はその彼の受容力なんだろうと思ってなんか納得したわ。そしてなんだかんだ言いつつもそんな翔太郎を受け入れてたのはフィリップ、だしね。だーかーら、あいつらにとってふたりであること以外の答えなんかないわけじゃんか、最初からさぁ!それを得体の知れないマスクメガネおばちゃんの言葉なんかに惑わされおってあの検索バカは…つーかそれだって案の定“言わないこと”が亀裂になってんじゃん!もう!痴話喧嘩にもなりゃしねぇw…まぁでもそうやって受け入れること受け入れられることをいつの間にか当たり前だと思ってしまっていたのは確かに翔太郎の思いあがりで未熟さではあるのかも、しんないけどね。…でもそれでも唯一上手く受け入れられてないおやっさんの死を目の前に差し出されちゃぁねぇ、とも思うよ。しかもだってフィリップくんシュラウドのことなんにも言ってないしー。まぁそろそろいい加減おやっさんのことはちゃんと受け止めろよって時期だとは思うけどさー、でもそのおやっさんの意志を通じてひとつである*2自分たちをちゃんと確かめ直したわけだし、もう大丈夫だと…信じていいよね翔ちゃん?


つか翔太郎がフィリップやダブルのことを受け入れてきた、っていうのは、裏を返せばダブルをどうこうする権利…ダブルについての選択権は結局フィリップにあるというか。前回ちょっと考察してみたしまぁ今回の描写から見ても、ダブルが“地球の記憶を宿した戦士”である以上は、必須なのはフィリップだもんね。ただそれを園咲家やシュラウドがどう使うつもりであるにせよ、フィリップがおやっさんの意志に導かれたことで自分の罪を償うことを決めて戦い始めた以上、その意志を共有する翔太郎以外の選択肢なんか最初からないんだよね。だって翔太郎を捨てることはその意志…今のフィリップのアイデンティティに繋がる意志を捨てることにも等しいんだもの。そう、だからふたりとも選んでるようで選べないし、だからこそふたりであることが正しいんだ、きっと。…で、またそれを誰に言われずとも分かってる照井さんもかっけーわけですよねぇwほんといい男だなあいつ。


それとお父様の動きも多少気にはなるんですけど…えぇっと冴子さんにはミュージアムの未来は託せないと?それは最初からそのつもりだったのか、それとも最近井坂センセイとなんか企んでいるからなのか…いやでも最初からそのつもりで、それを冴子さんの方でも気付いてた、なら、彼女の動きもわからんでもないのか。「私の崇高なる目的」とかさ。
あとそう、お父様はエクストリームになれさえすればいいのか、そのパートナーは誰でもいいのかな。シュラウドの方はひたっすら翔太郎アンチしてること考えると、*3フィリップがどちらにとっても“既定”である以上、最後の最後で鍵になる…園咲家とシュラウドの間の、あるのかないのかよく分かんない断絶ポイントのキーになるのって、実は翔太郎じゃねぇの?って思ったんだけどどうだろう。…左贔屓過ぎっすかね、そうですよねw


エクストリームは最後の方の横から映してくカットのとこでうわダッセwって思っちゃったんだけどwまぁ慣れだろあんなん。つか私は剣のアクションはそんな嫌いじゃないので楽しみにはしてますよ。光るしな!(←ザンバットソードとか好き)攻撃を盾で受けるのとかも悪くなかったし。あとそうだ、こっちも3属性を引き受けるジョーカーって図式がたまらん。


あーそれと演出的には偶然もあったんだろうと思うけど空の表情が素晴らしいよね!一番すれ違ってた夜が雨で、エクストリームでは晴れ。特に夜の場面は翔太郎サイドの陰影(まーた桐山さんがうめぇのあの辺も!たまらん)とか事務所の矢が浮かび上がる見たいな光の当て方とか印象的。ただあの病院のオブジェはなんなんでしょうw…バード回のゴリラといい、諸田さんはその場にあるものでなんか遊びたくなるんですかねやっぱり。あと地味にワンカット変身してた照井さんも素敵!相手睨んだままのメモリ挿入って絶対難易度高いよね。


予告:またドーパントのデザインが随分と…で、何荒らしですかヒートメタルさん
WIND WAVE:姫やっぱり太った…んすか…?向かい風のおもしろいところはなんにも解決してない「ハイ、解決!」だと思います!w

*1:一応ワンセグの字幕だと「折れねぇぞ」だったんだけど、「降りねぇぞ」でもいいのか…どっちでもいいかw

*2:タイプミスじゃないよ既定事項だから!

*3:しかもどうやらその原因は翔太郎が彼女の計算を狂わせるものであるからっぽいしね