Journey to the…?

嵐コンのレポも書きたいし雨対策の記録も残したいしディケイドの話もなぁなんかしておきたいなぁとやりたいことが多すぎて結局どれも出来てないっつーね!
とりあえず、一切まとまってないけどディケイド31話*1とか終盤に関する話を思いつくままに。

まず不思議なのはまーくんのクランクアップ時の記事*2で最後のシーンは海に飛び込むシーンって言ってるんですが。東映公式の31話のとこにも水にぬれて海岸を走るまーくんらしき写真があるし、当然そのシーンは31話にあるもんだと思ったよね。でもなかった。ていうか映画の予告にその場所らしきところがあった。じゃぁ31話と合わせて劇場版の撮影も済んじゃってるのかと思いきや、とたにんは来月からクランクイン*3って…えーとどうなってんの?本来31話で出すはずだったものを映画に持ち越すことにしたの?じゃぁまーくんの言ってたクランクアップってなんぞや。ていうかなんのクランクアップなんだ。ダメだ混乱中。

まーしかし東映公式も放送終了した今見返すとほんと腹立つっていうか^^

彼らはここまで成長しました。
番組そのものに戦いを挑むことができるほどに。


どうか見守ってください。彼らの戦いを。
ディケイドたちが『ディケイド』という番組に挑む戦いを!
これが、『ディケイド』の最終回です。

http://www.toei.co.jp/tv/decade/story/1189563_1564.html


彼らって、誰?
番組に挑んだ戦いって何?
…そうだね確かに独立した別々の物語であった平成ライダーをイレギュラーなやりかたではあっても繋げ、ファンサービスやメタ的な視点を盛り込んで再構築・再解釈したディケイドは確かに面白かったし、平成ライダー的に言えば破壊者であり、挑戦だったんだとは思う。
でもさ、見守るべき戦いがどこにあるのかわっかんねーんだよ。
少なくとも前半、平成ライダーの世界を回っている間はさ、ディケイドの旅って世界を救う旅で、ライダーを救う旅、平成ライダーが描いてきたそれぞれの世界、それぞれの正義を見つめなおし乗り越えるためのものだったのかなって思ってたの。漠然と。
創造が破壊からしか生まれないなら、多分こっち側の視聴者のもつ作品ごとに別個の思い入れ、あるいは向こう側の製作者が持っている“平成ライダー的な何か”みたいなフォーマットっていうの?先入観を破壊しないと次の10年が見えてこない、ってのはまぁわかるんだけど。
それならそれで破壊した上での、創造まで描いてくれなきゃ意味がないんじゃね?
それともその道筋は、次回作のWに丸投げってこと?
平成ライダーの10年を担ってきた者として、白倉さんが示したかった道筋、新たな創造がどこにあるのかさっぱりわからない。


あんまりさースタッフとか脚本家で見すぎるのもつまらないよねって思うんだけど。
うーーーーーん、ディエンド編の時にさ「俺はお前を信じている。お前の弱さを知ったからだ」って士くんに合わないんですけど…って書いたわけだけれども。まぁでも井上さんの台詞は面白いよね。言葉としての表現方法っていうか。靖子さんはまぁ話の内容としては電王編もシンケン編もあんま中身ねぇなぁって気はするんだけど、なんかこう、周囲をちょっと突き放したような距離感の取り方とか口の悪さの裏の熱さみたいなところがちょこちょこ出てた士くんはめっちゃかっこよかったし。何がどうとか今言えないけど。
で、私が米村さんの何が腹立つかって、何を言っているのかわからないうえにかっこよくないし台詞が面白くないの!アマゾン編の「この世界は最悪だ」とかもう台詞としてカッコ悪過ぎて記憶から消去したくなったっつーの。なんかさー、どの世界も少なからず間違ってる部分があるというか、間違った何かに支配されようとしている世界があって、その中で戦うライダーの、本人も気づいていなかったような戦う意志を拾っていくのが士くんの説教タイムだろうと思うわけ。だからアマゾンの戦う理由とかよりも先に、いきなり世界の方を「最悪」ってくくっちゃうのがほんと無理。ていうか安易に「最悪」って言葉を使ったのもほんとさぁ…プロならもうちょっと妙味のある台詞作りしてくんないかなぁ…とね。もしかして「俺が世界」とか、妙味を効かせた面白い台詞だって思ってんのかなー…あれもいきなりでよくわかんなかったしなぁ…世界を持たないとか言われてヤケっぱちになってるのかもしれないけどさー…大体「たとえ世界を敵に回しても〜」も含めてさ、この人状況作りも台詞も引き出し少なすぎるんじゃないの?と疑わざるを得ない。申し訳ないけど。ていうかカブト編とがっつりかぶってんな。あっちは米村さんのせいじゃないけどさ。


ライダー大戦編に関して言うなら、ワタルとアスムってもっと掘り下げてみても面白かったと思うんだよね。年齢が近いってのもそうだけど、人とファンガイアの融和を図る王子ワタル、音撃道三流派の合流を進めるアスムって立場も似てるし、あと(自覚の有無の差はあれと)導き手を自らの手で倒した上でのその選択、ってところとかもさ。ふたりとも芝居うまいしね。…時間足りないよねーあっはっは。
それと個人的に悲しかったのは士くんが最後に託したのが海東くんってのが…だってさー今までずっと、自分の後ろ、残してくる場所ってユウスケに任せてたじゃん!なんでそこで海東くんにいくのか。いやね士くんと海東くんの間にもそれなりの信頼というか絆はあるんだとは思うよ。思うけど…なんかねぇもしかして士くん、ユウスケの力を信頼してないんじゃないかって気がして悲しいです。あとさだからさー、海東くんが士くんに執着する理由がわからないとあのふたりの関係ってどうにも解釈しようがないんだよ。そこが提示されないからガチホモにしか見えないんですよ^^


あとね剣崎と渡ね…やっぱりあれは別物って考えないと納得いかない…だって剣崎は世界の存亡の瀬戸際にだって自分以外の誰かを犠牲にすることは選ばなかったし、渡だって破壊者という“存在”だけで断罪することはしないと思うんだ。*4あと思いつくだけでも真司なら戦わなくて済む方法を探そうとするだろうし、たっくんだって生きづらいなら生きづらいなりの生き方を探すように言うと思う。良ちゃんは…容赦ないかもしれないwでも直接向き合うこともせずに問答無用で切り捨てることはしないんじゃないかと思う。もうさ、別物でないならその理由をちゃんと冬に説明してくれないと困るよマジで。…何言われても納得しないような予感はしてますがw


ま、なにはともあれ来週からWですよーっと。スタッフもキャストもそう詳しくはないけど、何気に期待してます。ベルトの音声が好きだ。風の街とかラノベっぽくて楽しいよね!
てか、TV以外で情報得てない人って来週はディケイドとWのどっちを放送すると思ってるんだろうね…

*1:絶対最終回って言ってやらねぇ^^

*2:http://ameblo.jp/masahiro-inoue/entry-10307129589.html

*3:http://ameblo.jp/totani-kimito/entry-10331726786.html

*4:あのねキバ本編の“正義”って、すげーわかりづらいけど“存在・カテゴリー・立場に囚われないこと”だと思うのね。本編だとすっげー分かりづらいけどそこを起点にして考えるとどうして音也が正しくて過去キンが倒されなきゃならなかったかがわかると思うんだ。愛の有無なんて単純な話じゃない