まだ今日のW見れてなくてまぁたぶん夜になるかなぁと思うんですが、翔一さんとこみて心構えだけはしておこうと思った…色々とw


えっと前回記事のコメント欄に書こうかとも思ったんだけど、まぁこっちにメモしとく。携帯からぼちぼちやってまとまりない上に若干ネタバレしてる。



そういやダブルの初期構想は、“心の在り様としてダブル”だったらしいんだよね。…ライダーマガジンだったかな、帰ったら確認しよ。主人公(翔太郎にあたるキャラ)がフィリップって名前で、おやっさんの意志と共に戦うみたいな。 それが“二人で一人”でダブルになったのは後の話らしくて、つまりはじめから二重ってことなんかと、ふと思った。固有の意志と後付けの覚悟は繋がるんじゃなく並列、二重意志みたいな。一方で相棒の方は“フィリップ”と“来人”の二重存在なんかな。んで(今んとこ)それはそれで妙に根拠なく確立しすぎてる翔太郎となんだか知んないけどやたらあっさり二重存在を呑み込んじゃって迷わないフィリップ?竜や亜樹子はさ、存在そのものがストレートに意志に繋がってるよな、“哀れな家族の生き残り”で“刑事”、“名探偵の娘”で“所長”。…だからフィリップの“来人”が大方の予想通り“園咲家末子”だとしてさぁ、やっぱひとりだけ家族が絡まない人がですね…いや存在がそこに拠らないなら、作品内のしがらみから離れてるからこそのヒーローになるのかな。…真司くんか。


つかほんとあいつらめんどくせぇなw*1なんか翔太郎の意志にしろフィリップの存在にしろ“ダブル”に関わる方ってどっちも物語以前から固有に持ってた方じゃないのか。だから二人で一人というか“ダブル”っていう一人、かな。…あ、てか今の片方が倒れて身体を捨てる変身は存在を置いてきてるのか、ダブルから離れた場所に。で、シュラウドとの接触でふたつの存在を現在意志の下に統合しはじめるフィリップに対して翔太郎も意志と存在をはっきりさせなきゃいけないって話、覚悟を自分の存在下に組み入れなきゃいけないって話。んで、その上での完全一体化変身なのかな。置いていかない変身。いやしかし記憶の件とか…うーん。


(ついき)要はシュラウドやミュージアムが欲しがってる存在としての来人と現状のフィリップって近づいているんだと思うんだけど、結局それだってフィリップ自身の意思ってないよな、状況が全部動かしてる。どこまで行っても彼自身の意思って無視され続ける運命なんか。
あと変身は神を降ろす行為に似ている、てのはうちの大学の先生の言ですが。それは人でない力を得るということで、それって敵と同じ力を用いるライダーの場合は存在の罪深さへの証明とときっと同義。だけど、いやだからこそ?自分の存在を確かめること、存在の象徴でもあるし。その上で戦う意志を持つのがヒーローかなと。だからあの二人が、それぞれの二重になってた意志と存在を本当に自分のものにしたうえで、より高いレベルで共有することを選択した象徴としての完全一体化なら、結構理にかなってる。


わかりづらいかなと思ったのでもう少し補足追記。大前提として仮面ライダーは存在の罪深さと意志の正しさで成立してると思ってるよ。*2そんで私の中ではダブルのソウルサイドで頭脳=フィリップ、地球の記憶の化身=来人、みたいな風に捉えてます。あと風都を守る意志=翔太郎の意志、ダブルとして戦う意志=おやっさんの遺した意志、かな。

*1:それが好きなのは誰だよってはなしだけど!

*2:「正義」じゃなくて「正しさ」ね。まぁ昭和はよく知らないけど少なくとも平成ライダーに関しては、「正義」は必要ないとすら思ってる