剣9〜40話＋Missing Ace

見はじめたら結構止まらなくて一気に。
劇場版は7巻終わったとこで見た。ちょっと早かったっぽいけど（ジョーカー的な意味で）まぁいいか。あとでちゃんと調べたら剣は公開日比較的遅めだったんだね。

まぁ軽く感想的なこと書くけどこれだけは言いたい。後期OPは神。

先に劇場版の話。まだコメンタリー見てないんだけどさー…うーん…正直あれはちょっとイマイチかもなぁ。断片的にいろいろ聞くに結局はパラレルエンドっぽいけど。とりあえずもう少し“4年後”っぽく見せる工夫をしてくださいと…天音ちゃんだけじゃねーかまじで。お母さんとかもうちょっと老けメイクしても良いと思うんだ。お話的にはー…ちょっと間延びしてる感があったのはもしかしたらDC版だからかもしれないけどねー。ただひとつ言えるとしたら剣崎と始はガチ。全部ガチ。冒頭のバトルも最後の封印あたりの流れも全部ガチすばらしい超燃える。あと黒田勇樹くんひっさびさに見たけど怪しくてよいね！アフレコもうまかった。三ツ谷葉子が出てるのにもびっくりしたぜ。あと橘さんがサングラスしてるのがおもしろかったですｗまただまされたんですか橘さん！…とか言った方がいい？
てか今まで私が見た劇場版が電王＝長石さん、龍騎・キバ＝田崎さんだからなぁ。石田さんに慣れてないってのもあるかもしんない…別に嫌いじゃないんだけどさ、あの人の演出ってちょっと突き放すところというか、あのギャグ描写とか若干異化効果狙ってんのかなーみたいな時あるじゃない。今回の場合最後なぜかコスプレしてる剣崎たちとか。あれが良いときはすごくいいんだけど、今回はどうもなぁ。ほんと、雨のシーンとかの画づくりは嫌いじゃないんだけどなー。

で、本編。

とりあえず剣崎と始はガチ。私の中での燃え上がりは38話でブレイドとレンゲルの戦いを察知した始が「今度は…俺の番か」って言ったところでバーストしました。テンション的には抑えたとこなんだけどね。つーか私しばらく気付かなかったんだけど、番組的な2号ライダーってカリスなんだね…最初ギャレンかと思ってたけどでもよくよく考えると序盤から橘さんの立ち位置って2号って位置じゃないよなー。中の人的にもカリスが伊藤さんだもんね？つか変身すると始が大きくなるなぁって思ってたけど、ジョーカーの場合変身っていうかカテゴリーAのコピーだから別にいいのか…あとレンゲルも次郎さんかぁ…って思ったけどカテゴリーA暴走状態とか、何よりグレた睦月のむちゃくちゃさ加減はやっぱ次郎さんかっこいいっす！高岩さんも最初はシンクロ率いまいちかなぁって思ったけど6巻あたりですげぇシンクロ！！今の剣崎以外の何ものでもねぇよマジで！って思ったとこがあったんだよなぁ。どこだか忘れちゃった…
なんか10話あたりから2か月分くらい、延々カテゴリーAとレンゲル探しの話をやってるからお話的にもグダってるし、レンゲルがカード解放するとことか着ぐるみ代節約…大丈夫か…って思っちゃったんだけどｗ4話あたりまで1話で1体使っててすげぇって思ったから余計…*1なんだろう、当たり前だけど公式系の談話とか一切持ってないからアレだけど、睦月って当初の描き方からすると一応始と対になってるんだよね？怪物に取り込まれそうになる人間と、人間に取り込まれはじめる怪物って感じで。あとまぁ剣崎と橘さんも、序盤の恐怖心云々ってくだりあたりでの対比もあったりして。それが橘さんが睦月を鍛えるあたりで対立軸が変わってきたのが結構面白かったかな。一応最初の軸もあるにはあるんだけど。ただ一度橘さんに弟子入りした睦月がまたなんかグレはじめたあたりでちょっと睦月も橘さんも存在意義が薄くなってきたのが…残念つーかなんつーか。剣崎と始の軸は順調に面白いんだけど、ちょっとそこの軸を解消してしまったのは勿体ない気がする。だってなんかクラゲアンデッド相手に「これが最強の戦い方だ！」って言ったとこで、光じゃないけど「ダメだコイツ！」って叫んじゃったよ私…橘さんもトライアル黙って見てないで直接剣崎にアプローチかければいいのにさー。この二人は後半で色々戻ってくるのかなーとうっすら楽しみにしてようと思います。とりあえずは40話ラストの4人集合で燃えたぜ！！！
てかほんと剣崎と始はなんだろうね。あの絆はなんなんだろうなぁ…真司と蓮ともまた違うしねぇ。最初の感じじゃこんなにこのふたりのラインが濃くなるとは思わなかったぜ。途中で一回剣崎が人を愛すること云々と言い始めたあたりが若干唐突だったのはここの軸作るため…だよなぁとは思うんだけど。まぁ橋から落ちた始を剣崎が介抱したあたりですでに、剣崎の愛というか、橘さんとも睦月とも違う芯みたいなとこはちょっと見えてた気はするけどね。そんで何気に愛を理解できなかった始が、ハートモチーフってのも皮肉で良い。
あとね、私がこれで結構好きなところは、戦えない人が無力じゃないってとこがね。広瀬さんはサポート要因として大事だし、途中ちょっとフラストレーション抱えてた虎太郎もなんだかんだであのチームの支柱としてちゃんと機能してると思う。後半に至って出番少なくなっちゃうのはしょうがないけど、それでもあのニュートラルさは存在感として結構大事かなぁと。
うん、ただひとつねぇたこやき周辺はちょっと見るに堪えなかったかなぁ正直…森本くんは楽しかったんだろうなぁと思うけどｗ私あんまり脚本は気にしない人なんだけど*2さすがにアレは…井上アンチが生まれる理由もちょっとわかる…つーか記憶喪失って毎年恒例なんですかね！龍騎は初期に蓮がなるし、電王は映画の良ちゃん、んでキバは音也って。大体ディケイドなんか最初から主人公記憶無しな感じじゃねアレ？

しかしまぁ1年やってるから当たり前っつーかライダー出る子はみんなそうだと思うけど、後半にいたると顔つき変わるよね！お芝居もうまくなってるし。インタビューで森本くんと椿くんも言ってたけど21話かな？オーキッドとカプリコーン…えーと矢沢？に挟まれてベルト置くとこの椿くんの芝居は超しびれました。あーれ良いよねぇ。あとは暴走したジョーカーを追いかけてカード渡してーあたりのくだりも全般的にすごく良かったです。森本くんも合わせて、“痛み”がある芝居って感じですげぇ好き。ただ滑舌だけはいかんともあれだけど。なんだろう…椿くんはエ行が弱いんかな…
インタビューって言えばほんとあの子たち仲良いな！どの組み合わせでやらしても可愛い。とくに北条くんと椿くんがかわいくて参った。森本くんはあんなんだし…知ってたけど…竹財くんが何気に毒吐きっぽいのも良い。江川さんも結構栞と一体化しちゃってんねー。あとアレだ、もずく風呂とか辛味噌とかほんともう…ひどいな。
何気に今出てるヒーローヴィジョンも見たんだけどね。もちろんネタバレ覚悟で。北条くんがなかなか良い成長をしておりました。森本くんはあんま変わんないよね。まぁあの人だけは舞台で見たけど*3。椿くんなんか顔つきが結構変わってたね。しかし未だに連絡取り合ってるっていうのもすごいし、なんだかんだでみんなそれぞれの場所でお仕事してんのもすごいよねぇ。んでインタビューとやりとりのテンポが基本的に一緒ｗ

あとなんだ、OPか。曲はまぁかるーく聞いたことあったから変わるのは知ってたけど映像も含めてマジ燃えるぜ「ELEMENTS」。前期も歌詞は好きだけどね。どうしても映像の最初で吹くんだ…。何気に落ちてくジャックフォームとか好き。CGアレだけど。ストレートに4人をフィーチャーしててシンプルでかっこいいよね。曲もシンプルに熱いと思う。

*1:キバの2話で1体に慣らされちゃったからさ…

*2:むしろ演出の方が気になる

*3:宝塚BOYS再演。初演では須賀貴匡くんがやってた役らしいよ…