W31話

SHT3本とも相棒話だよーと思いつつ、まとめて書こうかと思ったら明らかにダブルがおかしい長さになったので分けるw



本筋とは関係ない話からするとさ、フィリップっておやっさんに命救われたんだっけ?あのタワーって入ったら死ぬの?生き方を教わったってのはわかるけど…っつーかそういう台詞をサラっと言うのがフィリップくんだなホントw

シュラウドさんが翔フィリ(←←←)*1アンチすぎてこれはこないだのネタがネタじゃなくなってるのがこわいです。そもそもフィリップくんがシュラウドの言葉をあんなにも信じてしまう謂われもないような気がすんだけどね。実際に息が合わなくなってからはともかくさ。そんなんでフィリップくんが終始憂い顔なので余計翔太郎の心象が悪くなるという罠。…つか、軽い描写とシリアスを入れ混ぜるのはダブルの魅力のひとつではあると思うけど、今回に関しては翔太郎まわりの遊びの描写がいっちいちズレてるのも良くない気が。だって全員重いんだもん…wおやっさんの残した仕事なら俺の仕事、まではわかるけど、ストーカー中のあのテンションはなんだ。あと「まだ好きなんだろ?」とかもなぁ…なんかもやっとするんだけど。なんかちょっと翔太郎のキャラ的にも微妙な気がする。何がと言われるとちょっと困るけど…そういうデリケートなとこを茶化す子だったっけ?みたいな感じか。いやあのお前の認識がおかしいと言われてしまえばそれまでですけど…ですけど…
今回の翔太郎のハーフさ、薄さは要は既に失われたものにとらわれすぎて今失わないためにどうすればいいかまで頭がまわんないことなんだとは思う。まぁな、『存在していれば対峙できるのに』『存在ではなく不在こそが彼女を追い詰める』…人に見せてもらって手元にないからうろおぼえだけど「レベッカ」パンフにあった言葉。偉大なものの不在は存在しているときより周りに重たくのしかかるのは常ではあるのだが。しっかしそれで今大事なことが見えてないのはまるでハードボイルドじゃねーし、ただまぁ、そういう失敗を経てなお大事なものがわからないほどの馬鹿ではないと思うし、そういう意味じゃ私は結構翔太郎のこと信頼してんのかもなぁと思った…というか信頼しすぎだとは思うけどwだってこういう失敗はじめてじゃねーしなあいつw…ていうかあれか、作り手を信頼してんのかなぁ。だって翔太郎がダメでもあきちゃんがいるし。まぁ「翔太郎くんは人間なんだよ!」って台詞は正直ちょっと不安ではあるんだけど*2二人がダブルであることの正しさを誰より信頼してるというかそうあって欲しいと思ってるのはきっとあきちゃんだし。*3あと竜くんにしたってどうせあの人はハードボイルドなのでw仮に目の前の状況打開のために一時フィリップと組んだとしても、最終的にフィリップにとって翔太郎にとって何が大事なのかを理解しないわけがない…ってどうしたって当て馬コースですよねー☆いいんだいいんだ、だってシュラウドさんやミュージアム側がどう考えようと、あいつらにとっての答えは“相棒であること”以外に、最初からないんだからさ。
私は物語上の謎みたいなことってどうせそのうち答えが出るんだから別に深くつっこんで考えなくてもいいかなぁと思う人なんだけど…*4一応そうだな、ダブルドライバーがフィリップの知識…地球の記憶を持った超人を作るシステムである以上、シュラウドはその地球の記憶・知識を用いて何かと戦って欲しいわけだよね、来人に。来たるべきその何かとの戦いのために力を付けさせてる、でもそれまでに死なれたら困るからファングやらアクセルまわりやらエクストリームやら、あんだけの重装備を与えてる。つかダブルドライバーのシステム自体、フィリップ自身の身体は安全なところに置いておけるシステムだし、えーとvsナスカの時はともかくツインマキシマムの件からしても、もしダブルの身体が重大なダメージを負ってもフィリップの方には多分さしたるダメージはないんだろうし、その身の安全は常に確保されてんだよな。じゃぁ戦う相手は何なのか、なんで地球の記憶が必要なのか、だよな、まずは。んで現状翔太郎が強くなりつつあるフィリップについて行けてない以上、翔太郎をダブルには不適格だと言うのはわかるんだけど、それじゃぁなんで翔太郎はダメで竜はOKなのか…その条件って何?って話もあるよね。あとは今回のずっと前から知ってる発言からするに、そのシュラウドの目的、戦うべき相手と戦うことにおやっさんもずっと協力していたのかな、と思ったんだけど。だからあの人はスカルだったのかなぁと。ついでに映画公開時に菅田くんが言ってたことなんだけど、「悪魔と相乗りする勇気」ってのは家族と別れる覚悟があるか、みたいな意味があったそうで*5、要はガイアメモリと関わる≒家族を捨てなきゃならないってことなら、亜樹子とおやっさんが一緒に居たのが小さい時だけだった…ってことを考えてもまぁその頃からずっと戦ってたってことで繋がるかな。んで、ビギンズナイトの時にそのための“切り札”たる運命の子を奪うようシュラウドが依頼した…って流れだったなら、奪った上でおやっさんがダブルになることは二人の間では了承済みだったんだろうし。そして翔太郎の出自に何かあるにせよないにせよ、ビギンズナイトの時点でおやっさんは翔太郎をガイアメモリ関係で深いとこまで巻き込んではなかったんだろうと思うよ。*6それでも連れて行ったってことは、まぁあの時のフィリップの状態が状態なので協力が必要だと考えた、か、あれを機にもう少し深いところまで協力させる気だったのか、それは今の段階ではわからないけど。まぁどっちにしてもシュラウドさんからしたら「あたし聞いてない!」状態だもんなーwそらキレるわw
てーことだと思うので、とにかく来人大事!なシュラウドさんの思考回路を考えるともしかして、次週出る予定の、アレのやり方は実はイレギュラーなんじゃと思った…だってさそういうシステムにする理由が見当たらないもん、ダブルドライバーの理念と矛盾してる。…だけど翔太郎とフィリップが選び直すことでのそういうイレギュラー展開、なら、わかるかなぁというか。パワーアップとしても無理なく熱くなんじゃね?本来なら不適格なはずだけど、お互いに腹括ることで定められたものさえ変えてしまうーみたいな。…ごめんネタバレ入れないで喋るの難しいwあー、BGMはCyclone Effectでお願いしますと思ったけど、アレ、もしかしてそこで歌か…まぁいいやw
あとさ、あきちゃんについてはおやっさんが死んでること認識してるって映画見てない人へは超不親切設計だなぁと思いつつwその事実を知っている、にしても、翔太郎は自分の責任の話もちゃんとしなきゃいけないよね。亜樹子がそれをちゃんと受け止められる子であることくらい分かってるはずなんだから、話さないのは自分がちゃんと向き合えてないからでしょ?そんなんだからいつまで経ってもハーフなわけだし…そんで翔太郎自身が向き合って受け入れてはっきりさせて自分のものにして…かな?どうだろ。だといいな。詰め込みすぎ?いやでも三条さんならそれくらい余裕で詰め込んでくれるはずだ!w


予告:後半の一連のカットだけで頭が爆発しそうなので身長差が気になるよねってこと以外のーこめんとで☆成長期ってこまるわねーw
WIND WAVE:若菜ちゃんフツオタを知らないのはラジオDJとしてよろしゅうないよ…

*1:別に逆でも構いやしませんがね

*2:だってあの子たち時々、響きとしてはすごく良い台詞なんだけどこの話の流れからするとちょっとズレてね?ってことを言うんだもん…

*3:って考えてたらそれ例えば社中版ロミジュリで言うところのキャピュレット夫人がシュラウドさんでロザラインがあきちゃんじゃん、みたいなことを素で思いついた自分に軽く絶望した…もうダメだ…だってそれ前提がさ…

*4:だからふたつ前の記事みたいなしょーもないことばっか考えてんだけどw

*5:映画見てもそんなのさっぱりわからんかったけどな!

*6:だってあのとき翔太郎はタブーを見て驚いてたし。スカルの変身見た時のリアクションはちょっと忘れたけど。ただガイアメモリについては危険なもの、存在してはいけないもの、程度の認識はあったみたいだけど。